横浜情報文化センター|歴史×情報×文化の知的観光スポットを体験しよう
横浜観光の新定番「横浜情報文化センター」とは?
横浜といえば、赤レンガ倉庫やみなとみらいの観覧車、中華街などが有名ですが、静かに文化と歴史を味わいたい人におすすめしたいのが「横浜情報文化センター」です。かつて横浜市庁舎として利用されていた歴史的建造物が再活用され、現在は情報・文化・歴史が融合する多機能施設として市民と観光客に開かれています。
館内には、「新聞ライブラリー」「情報資料室」「情文ホール」など、時代の記録と現在の知をつなぐスペースが整備されており、短時間でも深い知的体験が可能です。静かに時間を過ごしたい方や、雨の日の観光先としても最適な場所です。
「にぎやかな観光にちょっと疲れた」「横浜のことをもっと深く知りたい」そんな方にぴったりのスポット。それが、横浜情報文化センターなのです。
アクセスは抜群|主要駅から徒歩1分の好立地
横浜情報文化センターは、横浜市中区に位置しており、公共交通機関でのアクセスがとても便利です。
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みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口から徒歩約1分
駅から地上に出るとすぐ目の前に荘厳な洋風建築が姿を現します。 -
JR京浜東北線・根岸線「関内駅」南口から徒歩約10分
旧市庁舎通りをまっすぐ進むと、港町の風情が感じられるルートです。 -
横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」からも徒歩10分
地下鉄利用でもアクセス良好で、地下から地上への導線も分かりやすい構造です。
さらに、観光循環バス「赤い靴号」の停留所も近く、他の観光地との組み合わせにも便利です。
入場料|基本無料&障がい者にもやさしい施設設計
横浜情報文化センター内の施設は、基本的に無料で利用可能です。時間制限もなく、誰でも気軽に立ち寄れるのが大きな魅力です。
主な無料施設
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新聞ライブラリー(2階)
明治・大正・昭和の新聞や、全国紙・地方紙・海外紙など豊富に揃い、予約不要で閲覧できます。 -
情報資料室(6階)
横浜市政、国際交流、都市政策などに関する行政情報の収集・公開を行っています。
障がい者支援・バリアフリー対応
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エレベーター・スロープ・多目的トイレ完備
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車椅子使用者のための通路幅設計
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視覚障がい者向けの点字案内・音声案内もあり
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一部の有料イベントでは障がい者手帳提示により割引制度あり
横浜市としてのバリアフリー政策の成果が感じられる施設設計となっています。
魅力ポイント5選|ここに注目!
1. 昭和モダン建築が放つ重厚な存在感
1931年(昭和6年)に建てられたこの建物は、横浜市の旧庁舎として長く使われてきました。重厚感のある石造りファサード、アーチ状の窓、ドーム付きの塔屋が特徴で、当時の建築技術の粋を感じさせるデザインは、建物そのものが“展示物”とも言えます。
2. 新聞ライブラリーで知のアーカイブに触れる
全国紙はもちろん、戦前戦後の貴重な地方新聞まで揃った新聞ライブラリーは、メディアの変遷を学ぶには最適。社会や政治、文化の変化を紙面を通して追体験できるため、調査目的の訪問者も多いです。
3. 情報資料室で行政と国際都市・横浜を学ぶ
ここでは、横浜市の国際交流政策、都市整備、文化施策などに関する資料を閲覧できます。学生のレポート作成や、研究者の資料探しにもぴったり。市民の知的資産としての役割を果たしています。
4. 情文ホールでライブな文化体験
1階の「情文ホール」では、市民団体やアーティストによる講演、音楽会、展示会などが随時開催されています。地域との結びつきが深く、身近な文化イベントを楽しめるのも魅力。
5. 眺望の良いラウンジスペースも
施設内の一部にはゆったりとした座席スペースもあり、外を眺めながら読書や休憩ができる静かな空間も整備されています。
モデル見学コース(所要時間:1.5〜2時間)
観光の合間でも立ち寄りやすく、知的刺激に満ちたコースをご紹介します。
ステップ1:建物外観の観察(10分)
角地に建つ洋館は、写真映え抜群。建築ファンならずとも立ち止まって見入る美しさです。
ステップ2:新聞ライブラリーで歴史に触れる(30〜45分)
古い新聞を開き、横浜や日本の時代の流れを感じましょう。話題の出来事を新聞で再発見する楽しみも。
ステップ3:情報資料室で現代横浜を知る(30分)
現代横浜の国際都市としての歩み、まちづくりの考え方など、奥深い情報が満載です。
ステップ4:情文ホールのイベント鑑賞(30分〜)
開催中の催しがあれば、ぜひ参加してみましょう。無料イベントも多く、意外な発見があります。
まとめ|静かな知的観光の名所「横浜情報文化センター」へ
横浜の観光地といえば、にぎやかでフォトジェニックな場所が多く紹介されますが、知的で落ち着いた観光スポットとしてこの「横浜情報文化センター」は非常におすすめです。入館無料、アクセス良好、歴史・文化・情報の三要素が融合したこの場所は、ひと味違う横浜体験を求める方にこそ訪れてほしいスポットです。
障がいのある方も安心して訪問できるバリアフリー設計も整っており、すべての人に開かれた文化拠点としての役割を果たしています。
観光の選択肢のひとつとして、ぜひ「横浜情報文化センター」を候補に加えてみてください。知的な旅が、あなたの横浜観光に彩りを添えてくれることでしょう。
公式サイトはこちら:
👉 https://www.idec.or.jp/shisetsu/jouhou/